11.21.ニュー加護亜依(第二章・KAGO ai)〜strange world〜




                


                  神はすべてを満たす

           言あげよ。神はすべてのものを完全に満たしたもう。

            天と地にあるもので神が満たされないものはない。

   まことに、神はすべてを知る方、すべてを維持する方、全能者でありたもう。


                                            バハイ祈りの書より



私は加護ちゃんのすべてを知らない。
加護ちゃんの本当を知らない。
加護ちゃんの真実を知らない。



聖書「KAGO ai」
その表紙を見ただけで体の震えが止まらない。
次の扉を開くのを躊躇してしまうほどその姿に圧倒されてしまう。
ここに居る加護ちゃんは私の想像を遥かに越えた神々しい光を放っている。



バハオラは言った。
「ニュー加護亜依は唯一無比である」と。

ゲーテは言った。
「ニュー加護亜依は人類最高の理想である」と。

ロダンは言った。
「ニュー加護亜依こそ、生命の花である」と。

アムロは言った。
「ニュー加護亜依は伊達じゃない」と。

でんでんは言った。
「あいぼむは神である」と。


私がまだ出会ったことのない加護ちゃんがこの中にたくさん居る。
私の見たことの無い表情の加護ちゃん。
私の知らない素顔の加護ちゃん。


未知の世界
この聖書の中には私の知らない未知の世界がたくさんある。

「ここからはブルボン、未知の世界!ここからは未知の世界!
 しかしブルボン先頭!ブルボン先頭であります!」

私もこの未知の世界をブルボンのように華麗に走り抜けることができるのであろうか。

「ピストル先頭!ピストル先頭!ピストル先頭だ!ピストル3馬身から4馬身!
 おそらく勝てるだろう!おそらく勝てるだろう!もう大丈夫だぞ!」


そう大丈夫だ。
私はこの未知の世界を必ずや華麗に走り抜ける。
ニュー加護亜依のすべてを受け止め、ニュー加護亜依にすべてを捧げる。

亜依國精神
私の亜依國精神は生涯変わる事はない。
亜依國精神とは我が愛する加護ちゃんにすべてを捧げ忠誠を誓うという意志を表した名前だ。


私は加護ちゃんのすべてを知らない。
しかし、この聖書を手にすることによって、また1つ加護ちゃんの事をわかることができる。
この聖書に収められている加護ちゃんの真実、加護ちゃんのリアル。
あとわずかである。
聖書「KAGO ai」をまだ見る前の自分よ、さようなら。
そして、聖書「KAGO ai」を見た後の自分よ、こんにちは。


こんにちはニューピストル!こんにちは赤ちゃん!私はママよ!


青年よ正気を保て!聖書を持って旅にでよう!